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小平キャンパスへようこそ!ヘレン・パンカースト氏&キャシー・ワトソン氏との交流の記録
5月の下旬から6月の上旬にかけて、英語英文学科(言語文化研究所)には、世界的なアクティビストであるヘレン・パンカースト(Helen Pankhurst)氏(マンチェスターメトロポリタン大学)と、エチオピアをはじめとした多様な地域で国際協力の現場を支えてこられた社会人類学者のキャシー・ワトソン(Cathy Watson)氏が滞在されました。
お二人は、新緑に包まれた津田塾の美しいキャンパスや歴史ある3号館をとても気に入られた様子で、日々の滞在を楽しまれました。梅子資料室では、津田梅子がイギリスでナイチンゲールから贈られた花束の押し花などをじっくりとご覧になりました。
「いま、私たちにできること」——佐藤先生・菅先生のクラスでの対話と映画上映会—
滞在中、学生たちにとって最大の刺激となったのが、いくつかの授業で行われたお二人とのダイレクトな対話です。
佐藤繭香先生の講義クラスでは、お二人を囲んで特別なセッションが実現しました。テーマは「女性を取り巻く現代の課題と、その歴史的背景」。世界を舞台に活躍するお二人を前に、少し緊張気味だった学生たちからも、深い質問が次々と寄せられました。
「現代のジェンダー平等を阻む壁にどう立ち向かうべきか」「歴史から私たちは何を学ぶべきか」といった問いに対し、お二人はこれまでの豊かな経験を踏まえ、等身大の温かい言葉で一つひとつ丁寧に答えてくださいました。また、お二人からは「日本の現状に対して皆さんはどう考えているのか」といった問いかけもあり、教室を満たした熱気と活発な質疑応答は、教科書を読むだけでは得られない、五感で学ぶアカデミックな体験となりました。
さらには、菅靖子先生の「基礎セミナー」の時間を使って、英国の女性参政権運動(サフラジェット)を描いた映画『未来を花束にして』の上映会が開催されました。ヘレン氏の曽祖母エメリンや祖母シルヴィアたちが命がけで闘った歴史を映像で緊密に学んだあと、彼女と学生たちとの双方向の質疑応答をする贅沢な時間に。映画の背景にあるリアルな息遣いや、現代へ続くバトンについて直接お話を伺うことで、学生たちの理解と関心はより一層深いものとなりました。
英国と日本、そしてエチオピアでの活動。異なる背景を持つお二人との出会いは、日々英語圏の言語・文化・社会を追究している英語英文学科の学生たちに、「学びの先にある未来」へのビジョンを与えてくれました。












